こんにちは。リンネル編集部のSです。梅雨本番。じめじめ蒸し蒸しとした毎日が続きますね。こんなとき、生理になるとよりブルーになりますが、リンネル編集部内では、結構布ナプキン派が増えてきていて、生理時期も快適になった、という声が多いです。
今日は私の愛用のアルデバランの布ナプキンを紹介しますね。
↑アルデバランのシルク布ナプキン「スタートセットNo.4」。左から反時計まわりに、防水布入りアンダーホルダー、シルクホルダー・茜、ネル小判・キナリ、シルク小判・茜、ネル大判・キナリ、シルク大判・茜
アルデバラン/シルク布ナプキン・スタートセットNo.4 ¥8,434
「布ナプキンを使っている」というと、よく聞かれるのが「どういいの?」「どうやって使うの?」「何枚くらいもつといいの?」「漏れないの?」「洗濯は?」という内容がほとんど。そう、意外と、全部知っていないと、布ナプキンにシフトするのは躊躇しますよね。
では、1つ1つ簡単にですが、書いていきますね。
どういいか、というのは非常に個人的な感想なので、人それぞれかと思います。人によっては、おりものや痒みが和らいだり、婦人科系の病気が軽減したという話もあるようですが、私個人の感想は、使ってすぐ「おまたがあたたかい…!」でした。とにかく、紙ナプキンと違ってあったかいんです。そして気持ちがいいんです。これは、つけてみて体験してもらったらきっと皆さん感じると思います。大事な部分があたたかいことは、婦人科系をあたためることにもつながり、そして何よりホッとします。
また、私としてはニオイが気にならなくなったのも大きいです。意外なんですが、布ナプにしたほうがニオイが気にならないんです。紙ナプ時代、特に生理の後半など、イヤなニオイが気になっていたので、快適な生理ライフを送れるようになりました。
アルデバランの「シルク布ナプキン スタートセットNo.4」を例にとると、基本は、シルクとネルを重ねて、シルク面が接触面になるようにたたみ、アンダーホルダーに挟んで、ショーツにセット。経血の量が少ない時にはシルクだけでも構いません。逆に2枚重ねでも経血が多くアンダーホルダーに貫通する場合はネルパッド(別売)を増やしてもっと厚くしたりします。(写真は小判を使っていますが、大判も同じように使います。)
終わりかけなどのとても軽い時期は、紙ナプのオーバーホルダーとしても使えるシルクホルダーだけでも大丈夫。
アルデバランの布ナプは、体にあてるシルク面が茜染めなど薬効手染®になってますので、より植物の力を借りてあたたまるようになっています。
スタートセットには大判と小判が1セットづつ入っています。大判は経血量の多い時、小判は普通の時というのが基本ですが、まず、自分にとってどちらが使い心地がよいかが重要なのかもしれません。そうして、次に買い足すときは、心地よいサイズの枚数を増やしていくといいと思います。
私の場合、1番経血が多い日に、シルク+ネル+アンダーホルダーのセットを3〜5回取り変えます。取り替えるといっても、上に巻いてあるシルクとネルだけを取り替える場合が多く、アンダーホルダーまで浸透してしまって取り替える、というのはまれです。それに、慣れてくるとナプキンも取り替えずにたたみ方だけ替えて(汚れた面を中に折って、新しい面を接触面にして)使うとナプキンの枚数は少なくできます。
次の日のセット数はもっと少なくなります。
これでいうとナプキンの枚数は、同サイズのシルクとネルは各5枚以上、アンダーホルダーは3枚以上は欲しいところです。ネルパッド(別売)をとても多い時のために数枚そろえておくのもいいと思います。
その他、軽い日用、おりもの用などでホルダーやライナーをそろえています。あとアルデバランさんからは、「トラブルや疾患をお持ちの方は、生理以外の毎日、シルクライナーを使われることをお勧めします。」とのこと。それだけで生理の調子が良い方向に変わるのだそうです。
これもよく聞かれる質問。多い日にこまめに(2時間おきとか)トイレにいければベストですが、難しい場合でも、シルク+ネルの基本セットにパットなどを重ね厚みを増やしたり、シルク+ネルを平たくたたむのではなく、巻き寿司のように丸めて、お尻に挟みこむようにセットするとほぼ漏れません。ほんとうに多い日や仕事の関係などで、こまめにトイレに行けず心配な日は、布ナプキンの外側に紙ナプキンをしいておくのもおすすめです。
使用後についてもよく聞かれますが、チャック付きビニールなどに丸めて入れておけばOK。気になる人はアロマを数滴垂らした水のスプレーなどをひと拭きしておくとよいですね(ちなみに私は特に何もせず持ち帰っています…)持ち帰った布ナプキンは、汚れを簡単に水で落とした後、フタ付きのホーローバケツに水(お湯は経血が固まる可能性があります)をはり、浸けおきします。汚れがかなり気になる場合、浸けおきのときに少し洗剤を入れたりします。私は夜つけて朝取り出し、そのまま洗濯機にネットに入れて洗います。
洗剤は、アルデバランのお勧めは「純石けん」です。合成界面活性剤、柔軟剤、漂白剤、芳香剤が入ったものはおすすめできません。布ナプキン洗いでポピュラーなアルカリウオッシュは、アルカリ度が少し高いので、シルクを痛める可能性があり、ひどい汚れのとき、ほんの少量使う程度に私はしています。
干すときは、風通しのよい陰干しでしっかり干せばOK。
いかがでしたでしょうか。想像だと面倒かなと思うことも、やってみると意外に簡単です。個人的には、使用済み紙ナプキンのごみを捨てたりするほうがブルーだったので、つけおきしてすぐ洗濯機へポン、の今のほうが、大変ではありません。さらに、経血を見て体調も知ることができたりして、いろんなプラスの面があるように思います。「ああ、今月は外食やお肉が多かったからかドロドロ血だな、反省」とか、「食事に気をつけていたから、血の色が鮮やかかも。よかった」など。だんだん、そんなこともわかるようになってきますよ。
最初は、スタートキットをひとつふたつほど買って、日中ではなく自宅に居る夜の間だけ使い始めてみる、など、自身の生活に無理なく、気負いなく、ライトに始めることがとても大切と思っています。