特集

“ゆらぎ”を楽しむKODAMA TOKIの器~おいしいレシピ付き~

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2018.08.29

プロダクト(工業製品)のようにも見えるすっきりとした佇まいの中に垣間見える、手づくりならではの “ゆらぎ”。縁のラインや釉薬の表情に現れるその“隙”が「KODAMA TOKI(小玉陶器)」の器の魅力です。


「素敵な器を作る人はどんな人だろう?器はどんな風に作られているんだろう?」ということで、作り手の小玉清美さんのアトリエを訪問し、お話を伺いました。
記事の最後には、料理上手の小玉さんによるおいしいレシピもご紹介します。


笑顔で迎えてくれた小玉清美さん。こちらのアトリエで、ひとつひとつ丁寧に小玉さんご自身の手により器が作られています。


「いいな」と思う気持ちをおすそわけ

当店でお取り扱いさせていただくのは、「MY DISH」(写真手間と奥のオーバル皿)、「LEVEL」(筒型の器)、「FOR SUCH A TIME」(黒い平皿)の3つのシリーズ。

「どのシリーズにも共通で言えるのは“自分が使いたいものを作った”ということです。自分と同じ感覚で、『この器、いいな』と思ってくれる人がきっといるだろうから、そういう人が器を見つけてくれて、『いいな』という感覚を共有できたら楽しい。気持ちをおすそわけできたらと思って作っています」と小玉さん。


そのときどきで違う
“ゆらぎ”が生まれるのがおもしろい

すっきりと洗練されているのにどこか温もりも感じる器は、唯一無二の存在感。「泥漿鋳込み法」という、個人の作家さんでは珍しい石膏型を使う技法で作っているから、この絶妙なバランスが生み出せるそう。


例えば「LEVEL」シリーズの場合は、筒型の石膏型に泥を流し込みます。

「石膏が泥の水分を吸うので、しばらくすると石膏に触れている泥の一部が固まって膜ができるんですよ。膜ができたら、真ん中に溜まったまだ液状の泥を捨てるんです。さらに時間が経つと膜が乾いてポロッと取れて、器の形になります」


「LEVEL」シリーズのL20(左)とL75(右)は同じLサイズの石膏型を使用。流し込む泥の量で器の高さを変えているそう(作品の名前は、数字が20=20mm、75=75mmで、直径Lの20mm、直径Lの75mmという意味)。


石膏型の内側には目安のメモリが。


「泥を流し込んだときの水面のちょっとした動きが固まって縁の形になるので、自然な“ゆらぎ”が生まれるんです。あえてまっすぐに整えることはせずに、なるべくそのまま残して仕上げています。ただの円柱の形ならロクロなどの他の技法でも作れますが、このニュアンスは『泥漿鋳込み法』でないと出せないんです」

泥を流すときの高さや角度によってもどんな“ゆらぎ”が出るのかが変わるそうで、「だいたいこのへんから流す、くらいのラフな感じで作っているので、できあがりが毎回違って。それもおもしろいんです」と笑顔がこぼれます。


型から外して乾かしたら、素焼き800℃→釉がけ→本焼き1280℃を経て完成。
縁取りがGold、Platinumの場合は金液で縁取りをつけてからさらに750℃で焼くそう。

手間をかけ、たくさんの工程を経てできあがる器たち。どんな風に作っているのかを知ると、ますます大切な宝物のように扱いたい気持ちが湧いてきますが、デイリーに使いやすいのも小玉陶器の器のいいところ。


実際に使ってみて出た
ニーズに合わせて作った器

「『MY DISH』シリーズは私も毎日使っていて、私自身の使いやすさや好みでどの器にも深さを作っているのですが、ある日にパンケーキを焼いたとき、ちょっと違うな、と思って(笑)。新作の『FOR SUCH A TIME』シリーズ(写真の黒い器)は、平たいお皿が必要なときってあるな~と思って作ったんですよ」

シリーズ名にも表れている通り、「こんなときのために」必要な器として作られているので、実用性は抜群。料理やシーンに合わせて使えて、盛り付けやすく料理を引き立ててくれます。毎日の食卓で使ってみてくださいね。


==column==

小玉陶器とおいしいレシピ

インスタグラム(kodama.toki)で、小玉陶器の器に料理を盛りつけた写真をたくさん公開している料理上手の小玉さん。その中から味も見た目もおいしいレシピを教えていただきました!


recipe 01

にんじんサラダ×MY DISH Oval Brown 23cm

▼材料(2人分)

・にんじん 1本分(色々な色の人参があると楽しいですが、1種類でもおいしくできます)
・モッツァレラチーズ 1/2個
・オリーブオイル 大さじ1
・レモン汁 小さじ1~2
・塩 適宜


▼作り方

  1. 人参はスライサーで薄い輪切りにして、塩を振っておく。
  2. 水気を絞った1と手でちぎったモッツァレラチーズ、その他の材料を混ぜ合わせてできあがり。


recipe 02

アボカドトースト×FOR SUCH A TIME Round 25cm

▼材料(1枚分)

・薄切りにしたカンパーニュ 1枚
・お好みのチーズ 適宜(写真はゴーダチーズ)
・アボカド 小1/2個
・パプリカパウダー 適宜
・塩 適宜


▼作り方

  1. カンパーニュの上にチーズをのせ、トーストする。
  2. 1の上にスライスしたアボカドをのせ、パプリカパウダーと塩をのせて完成。


「KODAMA TOKI(小玉陶器)」商品一覧

 

写真:小玉清美(1~3枚目、料理の写真)、古家由美(4枚目以降)
取材と文:箕浦 梢

 

Writer's Profile
KODAMA TOKI [小玉陶器]

二人組のデザインユニットON ZA LINEとして活動していた作家・小玉清美さんによるソロプロジェクト。石膏型の技法と手仕事の温もりを両立させた、陶磁器製のテーブルウェアやアクセサリーなどを展開。


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