フィンランドサウナと、妖精トントゥのストーンで温める

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2019.05.16

ここ最近、サウナがブームになっているのをご存じでしょうか。おじさんが好きなイメージのあるサウナでしたが、汗をかいて、リフレッシュできたり、お肌の調子がよくなって美容や健康にいいと、女性の間で注目を浴びています。
「サ活」「サウナ―」という言葉もあるほど。

フィンランドにおけるサウナは、いわば日本のお風呂。
湯船につかるという習慣はない代わりに、一家に1つ、サウナがあると言われています。
フィンランドのサウナでは、ストーブの石を熱し、焼けた石に柄杓で打ち水をして、高温の蒸気を全身で浴びます。
そして、雑誌やテレビでよく目にするのが、裸で湖にドボン!

夏休みをすごすための湖畔や海辺にあるサマーコテージにあるサウナなどで、体がほてったら、そのまま目の前の湖や海に飛び込む!
そうして、体を冷やしているんだそうです。
驚くことに冬でも飛び込むのだそうですが、これがかえって体が温まるのだとか。

というわけで今回うかがったのは池袋にある「タイムズ スパ・レスタ」
日本とフィンランド国交100周年を記念し、フィンランド大使館後援で、キャンペーンを開催中です(2019年5月31日まで)。

女性用サウナはフィンランド式ではないですが(男性用はフィンランド式のサウナがある)、隣に水風呂や水を浴びることのできる桶シャワーが常設されています。
キャンペーン中は、温めて使うフィンランドのサウナストーンを販売&それを使ったストレッチやヨガのイベントも行われています。

清潔感があって広々としたサウナ。常設のスクラブ塩はデトックスや発汗をうながします。

左は桶シャワー。ひもを引っ張ると桶が逆さになって、ざーっと頭から水を浴びることができます。右は冷水の風呂。

サウナだけでなく、露天風呂も。天気のいい日は特に気持ちがいい。

 

今回は「タイムズ スパ・レスタ」でヨガを教えている若狭隆子先生に、フィンランドのサウナストーンを使った温めストレッチを教えてもらいました。
肩甲骨を中心に上半身をゆるめることで、体全体が温まるというレッスン!
座ったままでできちゃいます。

「月に2回、1日3回、サウナでヨガレッスンを行っています。
自分自身、ヨガだけを行うより、サウナで温めながらレッスンをすると汗がすごく出て、以前よりお肌がツヤツヤになりました! 今やほぼファンデーションいらずです」(若狭先生)

温めストレッチに使ったのは、フィンランド北東の湖地方トゥーポヴァーラからやってきたHUKKA DESIGNのサウナストーン。
ソープストーンという高密度の石で、熱や冷たさを長時間蓄える性質を持っています。もともとフィンランドでは暖炉に使用してきたもの。
においがしみこんでしまうことなく、洗うだけで繰り返し半永久的に使うことができるそうです。


すべて、お風呂やお湯で簡単に温められます。

(写真左上)
これから紹介するストレッチで使用するストーン。
フィンランドの妖精(日本の座敷童のような存在)トントゥをモチーフにしたもので、ピンポイントのマッサージに。

(写真右上)
こちらも後ほど使用するカッサストーン。この形状は日本でも顔マッサージ用に定着していますが、温めて使えるのでより効果的。

(写真右下)
目の周りを温めるのに使うアイケアストーン。
そのまま目の上に置いて。

(写真左下)
球体のストーンの上に足を乗せて、コルクの上でコロコロ転がす足裏マッサージ用です。

冷やすこともできるので、2つ持っておいて温冷交互に行うこともできますね。

 

ストーンストレッチを始める前に、まずはこの2つのストレッチを行ってください。
「凝り固まったままやるよりも、この2つを行うだけで結果が違います」(若狭先生)

(写真左)
まず、耳を引っ張るようにしてほぐします。頭蓋骨まわりがゆるみ、それと同時に肩もゆるんできます。耳をひっぱったまま、顔を左右に振ることでさらに効果アップ。
耳がほぐれてきたな、温まってきたなと実感するくらいでOK。

(写真右)
次に百会(ひゃくえ)と呼ばれる頭頂部のツボをぐーっと呼吸に合わせて3、4回押します。
イタ気持ちいい程度に。
「目の疲れをとってくれます」(若狭先生)

そしてトントゥの登場! お風呂やお湯で温めて使います。
「今回は帽子の突起しているところを使いますが、広い面を使ってもOKです。
ひとつ注意していただきたいのは、お肌を守るため、キャリアオイルを塗ってからストーンをあててくださいね」(若狭先生)

 

トントゥストーンを使った、顔のリフトアップにもなるマッサージ

1 小鼻のキワ、頬骨に近いところをぐーっと押してゆっくり離し刺激します。

2 頬骨からこめかみまでスライドさせます。

3 こめかみからそのまま真下にリンパ液を流します。

1~3を2、3回繰り返します。
「あまり強く押しすぎると跡になりやすいのと、肌を傷めてしまうので気をつけてください。あくまでも温めるのが主な目的です。
半身浴をしながら行うのも、すべりがよくなっておすすめです」(若狭先生)

上と同じ要領で、口角からエラにかけてスライドし、そのまま真下にむかってリンパ液を動かします。こちらも2、3回行います。

 

カッサを使ってデコルテまわりをすっきり

トントゥストーンと同様にお風呂やお湯で温めます。

1~3 ヨガでハートチャクラと呼ばれる胸の間から大胸筋に沿ってリンパ液を流します。

そのままカッサを胸にあてて、もう片方の手を開きます。
このとき手はひじより下の位置で、手のひらを上にします。
顔は開いた手の反対側へ向けます。
そのままゆっくり深呼吸をします。

「息を鼻から吸って、口から吐いて……。
肩甲骨まわりや、首のあたりの筋肉がギュッと凝って上がっていたのが、大胸筋が緩み、自然と肩甲骨が下がっていきます。
このストレッチは肩凝りを軽減できますよ」(若狭先生)

これを3、4回繰り返します。
私も自宅でやってみましたが、これだけで原稿中の背中の凝りが楽になりました(嬉涙)。

 

カッサで二の腕をすっきり

1 まず脇の下を全体的にカッサの突起でぐーっと刺激します。
「水道管の蛇口のようなもので、まず押すことでその蛇口を開け、リンパ液を流れやすくするイメージです」

2 カッサのへこみを腕にあててひじから肩に向かってマッサージ。二の腕全体をなでるように行います。

1 軽く肘を曲げカッサの突起で写真のようにへこみを押します。

2 曲げた腕を捻りを加えながら伸ばします。
「これも水道管の蛇口をひねるようなイメージです。こうすることで、よりリンパ液を流しやすくします」(若狭先生)

最後に両手で背中から腰へ向かってリンパ液を流します。

これだけでじんわり体がほぐれて温かくなります!

 

そして、こちらも加えておすすめ。

ストーンいらず、子宮を温めるストレッチ

1 足を骨盤の幅に合わせて開きます。

2 足の付け根、下着のラインに沿って小指をあて、そのまま両手で三角形を作るように下腹部に手をあてます。そのままぐーっと足の付け根を小指で押し前傾に。

3 下着のラインを小指で押しながら、上体を坐骨から頭頂部に向かって伸ばしたまま上下に動かします。これを3、4回繰り返します。

「骨盤底筋とハムストリングが鍛えられ、子宮や内臓を支えます。
また、腸腰筋を鍛えて子宮を温められるので、妊活をしている人にもおすすめです」(若狭先生)

サウナでデトックスした後、体を温める動き。
とても温まる組み合わせ!
そしてフィンランドのサウナストーン、サウナだけでなくこんな風に体の要所要所を温めるものがあるなんて、日本とどこか重なるところがあるのだなと感じました。

 

教えてくれたのは

若狭隆子さん

朝ヨガ、ハタヨガ、産後ケアヨガを講師として都内スタジオで講師として活躍した後、現在は都内スパ施設にてサウナ×ヨガインストラクターとして活躍中。タイムズ スパ レスタでは、月2回のヨガレッスンを開催。サウナの祭典、FCS主催日本サウナ祭りにてサウナヨガを開催。

うかがったのは

Times SPA RESTA(タイムズ スパ・レスタ)

住所:東京都豊島区東池袋4-25-9
タイムズステーション池袋10階~12階
営業時間:11:30~翌9:00
一般利用:2,750円~

池袋、サンシャインシティにほど近い都会のど真ん中にある。露天ジェットフォームバスや、寝湯、立ちながら入るシェイプアップバス、そして今回ご紹介したアロマの香りに包まれるクリアミストサウナなど多彩なバスだけでなく、「フィトメール」のトリートメントサロン、レストラン、リラックスラウンジなど、時間を忘れて一日中くつろげます。
フィンランドのフード&ドリンク、BGM、若狭先生によるサウナストーンを使ったヨガなど、五感を使ってフィンランドを楽しめるキャンペーンは2019年5月31日(金)まで。

撮影_安部まゆみ 取材・文_吉田奈央


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