おうちコーヒー、どんな器具からはじめる?

2019.02.21

こんにちは、岩田リョウコです。みなさん、お家で飲むコーヒーってどうやって淹れていますか?

わたしはお店でコーヒーを買って飲むのはもちろん好きなんですが、家で自分で淹れるコーヒーはまた格別に好きです。自分でコーヒー豆を選んで、挽いて、コーヒーを淹れる作業は、ある意味わたしにとっての「瞑想時間」。たった10分弱の時間ですが、静かに、そして丁寧にコーヒーを淹れている間は心が落ち着く時間なのです。そしてできあがったコーヒーがおいしいと一日がとてもいい気分で始まります。単純で幸せです(笑)

インスタントやドリップパックのコーヒーにもおいしいのがたくさんありますが、ステップアップして、器具を揃えて淹れてみようかなと思っている方や、今使っている器具プラス他の器具にも挑戦したいと言う方のために、今回はお財布に優しく簡単に扱えるコーヒー器具の紹介をしたいと思います。


フレンチプレス

フレンチプレスのいい所は、それ以外に何も付属品を揃える必要のないところ。そしてテクニックの必要性ゼロ!とにかく最初のお家コーヒー器具としては楽!簡単!お手軽!の三拍子です。安いので約1500円くらいから、高いものは1万円と幅があります。わたしはBODUMの3500円くらいものを使っています。

コーヒー粉を入れたポットにお湯を注いでスプーンでかき混ぜます。金網フィルターのついた蓋を被せた状態で3〜4分待って、プッシャーを押し下げればできあがり。コーヒー豆をお湯の中でじっくり抽出するので、コクのある味のコーヒーができあがります。


ペーパードリップ



お家で淹れるコーヒーの器具でも特にわたしが奥が深いと思うのがペーパードリップ。(そしてわたし自身、まだまだ勉強中です)ペーパードリップは3つセットが必要です。まずドリッパー、ペーパーフィルター、そしてコーヒーサーバー。プラスチック、ステンレス、陶器などでお値段が変わってきますが、バリスタにも人気なのがHARIOのV60。しかもHARIOはセットで買っても1500円以下で買えちゃいますのでおすすめです。

ペーパードリップはゆっくりお湯を注いで蒸らしながらコーヒーを抽出します。ゆっくり「の」の字を書くように回しながらお湯を注ぎます。このお湯の注ぎ方が大切で、早すぎると酸味が強くなりますし、遅すぎると苦味が出てしまいます。だんだん自分なりのこれだ!というタイミングやスピードを見つけ出すと、楽しくなってくるはずです。


エアロプレス



注射器みたいな形だし…大丈夫?って思っちゃいますが、わたしのようなせっかちなコーヒーラバーには最高の相棒がエアロプレスです。というのも、お湯を注いでからコーヒーができあがるまで、所要時間まさかの約1分!エアロプレスという名前の通り「空気で押す」抽出方法です。エアロプレスは全部1セットまるごと箱入りで売られていて(約4000円)たった1社からしか出ていないので、あれこれ迷う必要もありません。(そこもシンプルでいい点ですね)

ペーパーフィルターを蓋に敷いてチャンバーにセットします。カップの上にちょこんと乗せたらコーヒー粉を入れてお湯を注ぎ、10秒ほどかき混ぜたらプランジャーで一気に押し下げます。これでできあがりです。抽出時間が短いのでスッキリとしつつも、しっかりとした味のコーヒーができます。


ケメックス



ドリッパーとコーヒーサーバーが一体化している形のケメックス。木とガラスの美しいフォルムは、インテリアとして飾っていても様になる器具です。3カップ、6カップと大きさによって値段も変わりますが、だいたい5000円〜1万円ほど。ケメックスは専用のペーパーフィルター(100枚入りで約1500円)で抽出するんですが、ペーパーフィルターが縦長でドリップされるまでの距離が長いので、わたしにはコーヒー豆の味が全部入ってくるなぁという印象があります。毎回淹れるたびに味が変わるような気もしますが、それこそケメックスでコーヒーを淹れるおもしろさかもしれません。

 

お湯を沸かして、コーヒーを淹れる。たったそれだけの作業なのに、焦っていた心が落ち着いたり、なにも考えず「無」になれたり。一日の忙しい時間の中でコーヒーを淹れる時間はほんの微々たる時間ですが、わたしたちにとって一日でとっても大切な、そして必要な数分間かもしれません。今回は4つのお家コーヒー用の器具をご紹介しましたが、自分で豆を挽いてみたい方は合わせてグラインダーを揃えると、また一段とゆったりとおいしいコーヒーの時間になると思います。次回は淹れ方と挽き方についてもう少し詳しくお話しますね。

 

 

Writer's Profile
岩田リョウコ

‪ライター、コラムニスト、イラストレーター。コロラド大学大学院で日本語教育学を学び、2009年から外務省専門調査員としてシアトル日本国総領事館勤務。コーヒーのトリビアをイラストで紹介する『I Love Coffee』は月間訪問者数60万人のサイトに成長しアメリカで書籍化される。著書に『シアトル発ちょっとブラックなコーヒーの教科書』など。サウナ好きが高じてサウナ・スパ健康アドバイザー資格を取得。‬


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