平澤まりこさん×桑原奈津子さん withペッカ&キップル対談 ~保護犬を迎え入れて~

2016.04.21

同じ琉球犬の雑種を家族に迎えた、イラストレーターの平澤さんと
料理研究家の桑原さん。プライベートでも仲良しなお二人に、
保護犬と一緒に暮らすことについて聞いてみました。

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念願叶って迎え入れた、保護犬

──お二人が保護犬を家族に迎えようと思ったきっかけは何ですか?

平澤 私はなっちゃん(桑原さん)の家に遊びに行ったとき、キップルと会ってからです。子どものころからずっと飼いたいと思っていて、その想いを改めて強く感じたんです。

桑原 私は小さなころから犬が好きで、中1のときに初めて飼いました。それ以来飼っていなかったのですが、一戸建てに引っ越すタイミングで再び犬と暮らせる環境に。「いつでも里親募集中」というウェブサイトでキップルに出会いました。

平澤 私も家を構えたりと、犬と暮らせる環境が整ったときに、保護犬の里親を探すボランティアの「保護犬を飼おう」というところでペッカと出会いました。

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ウェブサイトの写真を見て、この子の雰囲気が気に入って

──桑原さんは保護犬を探し始めてから、すぐにキップルに出会えたのですか?

桑原 そうですね。「いつでも里親募集中」というウェブサイトは、ボランティア団体や個人の方が、里親を探している犬や猫を地域ごとに掲載しているんです。そこを何ヶ月も見ていたのですが、引っ越しのタイミングでキップルの写真を見つけて、すぐに雰囲気が気に入り、この子だと感じました。なんだか、キップルが醸し出す独特の空気に惹かれたんです(笑)。

──実際には会わずに、写真だけで決めたのですか?

桑原 はい、そうなんです。キップルは沖縄の団体が掲載していたので、一度も会うことなく、我が家に来ることに。会うまでは少し不安がありました。でも、穏やかな性格の子で、すんなり一緒の生活になじんでくれましたね。

 

実際に会い、控えめな性格に惹かれて

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──平澤さんは、いかがでしたか? 

平澤 私は最初、千葉県の動物保護団体で気になる子を見つけて。なっちゃんと一緒に見に行きました。初めて犬を飼うし、会ってみないと、どんな感じか分からないなと思って。

桑原 そこには成犬から子犬まで、人懐っこい子もたくさん保護されていたよね。

平澤 なんだか圧倒されてしまい、その日は帰ってきました。そのあとも保護犬のウェブサイトを見続けて、「保護犬を飼おう」で与論島から来たペッカと出会って。優しい顔で、控えめな性格に惹かれたんです。

桑原 偶然にもキップルと同じ、琉球犬の雑種。この間、ペッカがうちに遊びに来てくれたとき、ふだんは大人しいキップルがすごくうれしそうにしていました。

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一緒に過ごしているだけで、穏やかな気持ちに

──一緒に暮らし始めて大変なことはありますか?

平澤 ペッカは4か月くらいまで野良犬だったので、当初は人が近づくと避けることがありました。でも、時間が経てば大丈夫。毎日のお散歩でおやつをもらったり、慣れていくと自分から近づくように。環境でどんどん変わっていくんですよね。

桑原 キップルはどうしても外じゃないとおしっこをしてくれなくて、1日3回散歩をしています。でも、それも楽しいし、苦になりません。

平澤 ペッカも最近は、家の中でぐるぐる回って大喜びしたり、仕事中にお散歩のおねだりをしてくるように。そんな姿を見ているだけで、穏やかな気持ちになれます。私は、仕事柄、旅に出ることもあるのですが、「保護犬を飼おう」の方が預かってくれるので、それも本当に助かっています。

桑原 私はもう10年一緒に暮らしているので、キップルとはどんどん通じ合っている気がしています。一緒にいるだけで本当に楽しいんです。

 

保護犬を知ることから始めてほしい

──これから保護犬を迎えたい方にアドバイスはありますか?

桑原 保護犬と聞くと、多くの方が“かわいそう”というイメージを抱きがちかもしれません。でも、全くそんなことないんです。

平澤 保護犬だから、特別なことってないと思っています。

──お二人とも「環境が整ったので」とおっしゃっていましたが、いろいろと条件があるのでしょうか?

平澤 やはり、ともに暮らすことになるので、保護犬を飼うにはいろいろと条件があります。例えば、単身者やマンション住まいの方はダメだったり。

──よく考えれば、保護犬でなくても犬と暮らすとなれば、きちんと責任が持てる環境が必要ですよね。

平澤 保護犬に関するウェブサイトがたくさんあるので、一度見てみてほしいです。

桑原 里親を探しているボランティア団体や個人の方はたくさんいるんですよ。

平澤 ウェブサイトを見ると「性格が穏やか」とか「食欲旺盛」「お散歩大好き」とかその子のことが詳しく書かれているところもあります。それを見ていると、自然と自分が飼うときの想像ができておすすめですよ。

桑原 興味のある方は、まずはサイトを見たりしながら、保護犬との距離を縮めることから始めてみるといいかもしれませんね。

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リンネルとコラボした平澤まりこさん×ペッカ ショルダートート
追加販売決定

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平澤まりこさんが、デザインから監修し、愛犬ペッカモチーフのイラストも手がけた春らしい白キャンバスのリンネル別注ショルダートートが追加販売が決定。肩掛けでカジュアルなのでお散歩に、たっぷり入るので仕事にも便利。
(平澤さんのデザインフィーの一部が「保護犬を飼おう」に寄付されます。)

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【別注】平澤まりこ×Pekka×リンネル ショルダートートはこちら

 

撮影/砂原文 取材・文/佐久間千絵


<平澤まりこ>

雑誌、広告、装画などを手がけるほか、絵と文章による書籍を制作しているイラストレーター。著書に『旅とデザート、ときどきおやつ』(河出書房新社)、『しろ』(mile books)など多数。2015年に琉球犬の雑種の “ペッカ”を生後6か月のときに家族に迎える。

 

<桑原奈津子>

カフェのキッチンベーカーリー、製粉会社の開発室を経て独立。雑誌や書籍へのレシピ提供を中心に活動中。著書『パンといっぴき』(パイインターナショナル)など。2006年に琉球犬の雑種の“キップル”を生後3か月半のときに迎える。

 


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