vol.9.  足はあなたのミニチュア版です 〜お年ごろ女子たちの足裏マッサージを実況中継!

2018.07.25

「年齢を重ねると、女の人はこころもからだも、いろいろありますよねぇ」。
フォトグラファー・大段まちこと、フリー編集者・井尾淳子、「お年ごろ」を迎える2人が「こころとからだ」を元気にする浄化スポットを訪ねます。

 「足裏は、こころとからだのメッセージを伝えています」とは、vol.8.に登場していただいた大谷由紀子先生。そこで今回は、ゴッドハンド大谷先生によるウワサの施術を実況中継。なんと、足モデルとして特別参加のクラリネスタッフ箕浦さん(30歳)までが、こころとからだをズバズバ指摘される結果に! 乞うご期待!


驚異の足裏マッサージを体験! 

井尾 からだの臓器とこころがリンクしているという、前回伺ったお話はとても面白かったです。

大段 自分の今の状態はどうなのか、気になりますー。

大谷 早速、お二人の足裏を見ていきましょう。お久しぶりの大段さんから。

大段 ではお言葉に甘えて(ドキドキ)。

井尾 楽しみですねぇ。

大段 先生、何でも言ってくださいね……って、わー痛―いっ! 

大谷 ふふふ。

大段 そこは自分でもよくマッサージするのですが……。痛いです〜(と堪える大段さん)。


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眼の前に「ぽん」と足を置いた瞬間、どんなからだの状態なのかがわかるという大谷先生。さて私たちは一体何を言われるのでしょうか……。


井尾 大段さんが痛がっているのは、足裏ではなく、太ももの外側ラインのようですね。

大谷 そう。大段さんは、腰が詰まっているタイプの足なんですよ。だから足裏の反射区ではなく、坐骨神経とつながっている足のラインからマッサージしています。

井尾 すごい。どんな足なのか、瞬時にわかるんですね。

大谷 股関節からくるぶしまで詰まっていて、巡りが悪くなっていますね。今、坐骨神経を直接もみほぐしているから痛いんですよ。

大段 なるほど……。うぅ、痛い痛い。

大谷 …あれ。大段さん、耳のつまりもあるみたいです。耳の反射区(足裏)はどうですか。

大段 い、痛いです……。もしかすると、数日前に仕事で海外から帰ってきたばかりだからかも。今、時差ボケの真っ最中なんですよ。

大谷 あぁ、耳の詰まりはそのせいですね。

井尾 「海外帰りの足」になっていた、と。

大谷 そうですね。飛行機も長時間乗ると血圧が上がるんです。血液循環を安定させるために、心臓の反射区もマッサージしておきましょう。

大段 ありがとうございました。最初は痛かったですけど、だんだん足がポカポカして、気持ちよくなっていきました。


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そしていよいよ私も、ゴッドハンドの施術を初体験。私は足裏よりも脛の部分が痛かった!


「しがらみ」を抱えて、イライラしている足

大谷 大段さんもそうですけど、井尾さんも循環が悪い足ですねぇ。

井尾 私は脛のマッサージが、ものすごく痛かったです〜。

大谷 人間は立って歩く動物だから、どうしても重力の関係で、汚れた血液が下に溜まってしまうんですよね。水の中に泥水(=汚れた血液)が入っているとイメージしてください。井尾さんはその泥水が血管にこびりついていたから、その部分をマッサージでこそぎ落としたわけです。

大段 こそぎ落とす……。

井尾 その痛みだったんですね。でも私も、最後のほうは痛くなかったです。今はスッキリ。

大谷 それは、からだの中の泥水が、きれいな水に変わった証拠です。あと井尾さんは、背骨が硬いですね。背骨は「人生に対する自覚」を表す部分。井尾さんの足裏の状態から読み解くと、頑固なまでに、意志はしっかりとあるようです。

井尾 そ、それは褒められている(笑)?

大谷 ご自身がやりたいことはやってはいるものの、「社会の都合に合わせなければならない」というしがらみ、ジレンマはないですか? それでストレスが溜まってイライラして、からだの巡りが悪くなっているようですよ。

井尾 ドキッ! 

大段 具体的にいうと?

大谷 たとえば、「売れる本、数字を出せる本じゃないとダメ」と言われるから仕方なく、自分が本当に作りたいものとは違う本を作らざるを得ない……とか。「自分で自分に怒っている」そんな感じの足に見えます。

井尾 ひゃー。なんでわかるんですか!? 

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「背骨は、人生に対する意識が投影されている場所。家でいえば大黒柱で、ここがしっかりしていないと、こころもからだもグラグラしてしまいます」(大谷先生)。


リンパが詰まっている時は、
「本質に立ち返れ」というメッセージ

大谷 井尾さんも大段さんも、足裏のメッセージが似ている感じがします。

井尾 と、いいますと。

大谷 からだの臓器でとくに悪いところはないし、仕事や家庭のことなど、やるべきこともやっている。ただお二人とも職業柄、同じ姿勢で長時間いることが多いから、リンパの巡りが悪くなっています。大段さんの耳の詰まりも、飛行機によるエアプレッシャーが原因ではあるけれど、耳の中の三半規管にもリンパ液は流れているので、やっぱり全体的にリンパが詰まっているといえますね。

大段 リンパの詰まりというのは、足裏的にはどんなことを意味しているんですか?

大谷 「自分の本質に立ち返れ」ですね。つまり、「このままの自分で本当にいいの?」っていうメッセージです。

井尾 本当に足裏は侮れませんね。

大谷 「人生ここまで来たけれど、さて私が本当にやりたいことは何?」というメッセージにつながっているのかもしれません。

大段 ハッ。

大谷 2人とも自分の意志をもって、やるべき仕事をやっているのだから、もう少し自分のからだを労ってあげていいと思いますよ。マッサージを受けることも含めて、自分にちゃんとご褒美をあげてください。自分のために贅沢してもいいんです。

井尾 自分にご褒美ですね。結構、あげていますが……。

大段 もっとあげていいということですよね(笑)。

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「リンパの流れが悪い時は、自分の本質に立ち返れ、というメッセージです」と、大谷先生。何をしている時がいちばんイキイキしているのか、今一度見つめ直す機会かもしれません。


特別ゲスト箕浦さん登場!

井尾 ところで、自分で足裏を揉んでもあんまり痛くないですよね。でも足裏の施術の時は痛い。それはなぜですか? 

大谷 全身の末梢神経が足裏にあって、施術者はそのピンスポットに指を入れるからです。角度もそうだし深さもそうだし。人によって神経の深さが違うので、力の入れ方も違います。

大段 なるほど〜。

大谷 なので、井尾さんや大段さんの施術に比べたら、こちらの足のモデルの方は、全然力を入れていないんですけども……。


「うー!」と、先程から声を殺して痛がっているのは、今回の足撮影モデルを務めるクラリネ編集スタッフの箕浦さん(30歳)。

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写真は箕浦さんの足。「わたしたちの足だと、ちょっといろいろリアルかもですね」ということで、特別ゲストとして参加してもらっていました。


大谷 箕浦さんはまだお若いですけど、彼氏はいるんですか?

箕浦 今はいないです〜。いた時も、「何を考えているのかわからない」とよく言われました。恋愛の優先順位が低いせいか、長続きしないんです。

井尾&大段 ふむふむ。

大谷 きっと、そこまでの相手とまだ出会っていないのね。箕浦さん、本当はすごく情が深くて、尽くし型のタイプですよ。でも素の自分が出るのが怖いから、深入りしないようにつきあっているんじゃないですか? 執着して重い女に見られたくないという。

箕浦 なんと〜! その通りです〜。

大谷 でも、今のあなたで思い切り向かっていったら、それはそれで男性に逃げられます。

箕浦 そんな! どうすればいいんですか〜(涙)。

大段 私たちには全然出てこなかった話で、なんだか新鮮ですねぇ(笑)。

大谷 2人は、「人生のメインテーマは仕事」っていう足でしたからね。

井尾 それも嬉しいような寂しいような……。


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クラリネスタッフ箕浦さんは、私たち2人とは全然違うタイプの足のよう。「今日、じつはとても楽しみにしてきました」(箕浦)


足裏は「自分の足で立つ」ための施術

大谷 あと箕浦さんは、頚椎がパンパンに詰まっていますね。顎の反射区にそれが出ていますが、普段いかがですか。

箕浦 じつは歯医者で、「顔のえらが張っているのは、顎をくいしばっているのが原因」と言われたんです。マウスピースも作りなさいと言われて。まだ作ってないんですけど。

大谷 だとすると、足裏マッサージ以前に、まずそっちの治療をきちんと受けないと。一時的なマッサージでは根本的な解決にならないですよ。

大段 たしかに。

大谷 あと、からだの柔軟性が足りなくて、全身がパキンパキンに突っ張っています。ストレッチでもヨガでもいいので、まず自分のからだを動かして、柔軟性をつくることをしないと。

井尾 私たちより若いのに〜。

大谷 井尾さん&大段さんは、もっと自分にご褒美をあげてマッサージもたくさん受けてほしいですけど、箕浦さんはまず、「自分で自分のからだをちゃんと動かしなさい」っていうアドバイスになりますね。


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施術をしながら、人生のヒントを下さる大谷先生。「人生を一歩前に進めたいのに、何がストッパーになっているのか。そこを気づいてもらえたら」(大谷先生)


大谷 箕浦さんは真面目だし、仕事でもなんでも、言われたことはきちん出来る方です。でも、みずから率先して何かをやるエネルギーが足りていない。

箕浦 リサーチは大好きだし、運動不足も自覚しているので、ヨガも通えそうなところの候補までは挙げているんですけど……。結局やらずに終わっています。習い事、旅行、引っ越し……。

大段 なるほどねぇ。

大谷 調べすぎると「やった」気になってしまうんですよ。だから、ふらっと気になるお店に入るとか、調べすぎない日をつくるといいですね。それでエネルギーがうまく流れ始めると、いろいろなことも実行にうつせるパワーが出てきます。

箕浦 わかりました。今日、参加できてよかったです! なんだかいろんなデトックスができたような。

大谷 じつは、かなり頑固な人だからね。

箕浦 ドキ。じつは家族からも、「外面がいいよね」って、しょっちゅう言われているんです。

大段 でも、今日はすごい素直ですよ(笑)。

井尾 先生の前に足を投げ出すと、みんなペラペラ喋っちゃう(笑)。

大谷 なんといっても、足裏はその人のミニチュアですからね。こころとからだのバランスをとって、ご自身の足でしっかりと立って、ハッピーな人生を歩んでいただくための施術です。

大段 それが、大谷先生の真髄なんですね。

井尾 本当にすごい。先生、私またお願いしたいです。

箕浦 私も!(笑)

 

【後日談】

この取材から約2週間後、私は箕浦さんとともに、再び大谷先生のもとへ。

「今日も足を揉みますよ」という大谷先生のお言葉に甘えてお願いすると、「箕浦さん、別人の足みたいに今日は柔らかくなっていますよ〜」とのこと!「先日、先生にいろいろなアドバイスをいただいて、すごく腑に落ちたんです。だからかなぁ……?」(箕浦)

「取材の日よりもなんだか可愛くなって、もう彼氏が出来たのかと思っちゃった(笑)。井尾さんは、箕浦さんよりはまだ硬いけど、この前よりは柔らかくなっています」(大谷先生)

この新陳代謝の差は、やはり若さの違いか?(笑) お年ごろの修行は、まだまだ続きそうです……。


▼Profile
大段まちこ
フォトグラファー。かわいいもの、雑貨、ファッションなどをテーマに女性誌やライフスタイル誌で活躍。
井尾淳子
フリー編集者。子育て雑誌の編集経験を経て、現在は書籍、Webコンテンツなどの編集、執筆を中心に活動。

 

Writer's Profile
大谷 由紀子

日本ゾーンセラピー協会代表。ゾーンセラピスト、リーディングカウンセラー、ヒプノセラピスト。ふくらはぎや足裏から、相手の体調や精神心理を読み取り、足の末梢神経を刺激することで身体全体の治癒力を高める足裏ゾーンマッサージを体系化。1996年に日本ゾーンセラピー協会を設立。『足裏をもむと健康になる』(PHP研究所)、『“ふくらはぎをもむ”と超健康になる―1日4分で体の不調も心の悩みも消える! 』(マキノ出版)等、著書多数。
施術希望の方は、laneige0206@ezweb.ne.jpまで(初回は施術とカウンセリングで1時間1万円。次回以降はからだの状態によって応相談)


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