vol.16 こころに寄り添う天使の雫〜フラワーエッセンスを体験しました

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2018.12.24

「年齢を重ねると、女の人はこころもからだも、いろいろありますよねぇ」。
フォトグラファー・大段まちこと、フリー編集者・井尾淳子、「お年ごろ」を迎える2人が「こころとからだ」を元気にする浄化スポットを訪ねます。

ウォーターボトルに入れたり、ルームフレッシュナーに使ったり。いつも「フラワーエッセンス」を日常に取り入れている大段さん。一方、「なんとなくよさそう〜」と思いつつ、その効用やアロマ精油との違いがよくわからない私。そこで今回は、フラワーレメディスト・谷口みよ子さんに、詳しくお話を伺うことにしました。

訪れたのは、東京・下北沢にある「mahina pharmacy(マヒナファーマシー)」。谷口さんはこちらのサロンで、定期的にフラワーエッセンスのワークショップを開いているとのこと。


大段 ショップの方も、気になるものがたくさんありますねぇ。

井尾 取材が終わったら、お買い物しましょう(笑)。


マヒナファーマシーは、女性のためのセルフヒーリングショップ。フラワーエッセンスのほか、メディカルハーブや精油の販売など、さまざまなワークショップも行われています(ワークショップ情報の詳細は、文末プロフィール参照)。


「考え過ぎ」な頭を柔らかくしてくれる


お話を伺った、花療法家の谷口みよ子さん。やさしく、穏やかなカウンセリングに、こころもからだも緩みます。


2人
 今日はよろしくお願いします。

谷口 こちらこそ。ハーブティーを入れたのですが、何かフラワーエッセンスを入れてみますか?

大段 ありがとうございます。ぜひ〜。

谷口 ワークショップやカウンセリングを行う時は、みなさん、ちょっと固くなっていらっしゃるんですね。そういう緊張を和らげたい場合には、「ロックウォーター(岩清水)」というエッセンスをハーブティーに入れます。

井尾 へぇ〜。こころを和らげてくれる効果があるんですか。

谷口 今日はこれからインタビューをしていただくので、「細かいことを気にしすぎて、全体が見えなくなってしまう時のエッセンス」というのがいいかもしれませんね。

2人 そんなエッセンスも!?

谷口 「クラブアップル」という浄化のエッセンスです。思考優位になりすぎた時にもおすすめですよ。

井尾 めちゃくちゃ私に必要かも(笑)。考えすぎて、頭でっかちになっちゃうことがよくあるんです。

大段 クラブアップルのエッセンスは……(谷口さんからいただいた、資料パンフレットを見る大段さん)。マイナスの状態では「自分への嫌悪感」「小さなことにこだわる」と、書いてありますね。

谷口 そのマイナスの状態を、「広い視野を持つ」「浄化、問題の理解」というプラスの状態になるようにサポートしてくれるのがクラブアップルのフラワーエッセンスです。

*上記のパンフレットは、フラワーエッセンスを取り扱うお店で無料でもらうことができます


クラブアップルのフラワーエッセンス。「イギリスでは、歯に詰め物をする前に、このフラワーエッセンスを塗布する自然療法の歯科医もあるそうです」(谷口さん)。もちろん、購入した私たちです(笑)。


フラワーエッセンスは、こころのバランスを整えるもの

井尾 そんな効果があるなんて、知りませんでした。

谷口 でも、フラワーエッセンスは薬ではありません。頭痛薬などの西洋医学の薬のように、飲んですぐの即効性が必ずあるわけではないんです。なので、そこは誤解を招かないようにしたいですね。

大段 私も、その時々の自分のテーマに合わせて、セラピストの方に処方していただくことがあります。でも2週間くらい飲用しているうちに自然と回数が減って、気づいたら「もう飲まなくてもいいかな?」となって……。

谷口 大段さんのおっしゃるように、フラワーエッセンスの作用でこころのバランスが整ってくると、「気づいたら、そのテーマは解決していた」とか、「いつのまにか、気にならなくなっていた」という感じになりますね。

大段 そう、まさにそんな感じです。

井尾 こころのバランスを整えたい時に使うのが、フラワーエッセンスなんですね。

谷口 そうです。ご自身の中にクリアしたいテーマがあって、「それに取り組んで、より自分らしく生きていきたい」という時のサポートにはすごくいいものですよ。あるいは過去の出来事が今の行動に影響しているように感じる時も、ぜひ取り入れていただきたいですね。


「フラワーエッセンスは、主に飲用します(市販のストックボトルからの場合、2滴を目安に)」(谷口さん)。直接、またはお茶に入れて飲用するほか、スプレーする・お風呂に入れる・塗布する・植木の水やり・ペットの水に入れるなどの使い方があります。


アロマ精油とはどう違うの?

井尾 アロマ精油も、同じ植物ですよね。フラワーエッセンスとの違いは何ですか?

谷口 それはとっても大事なポイントです。ひと言で言うとすると、アロマ精油は、葉っぱや根っこなどの「有効成分を抽出」したもの。それに対してフラワーエッセンスは、「植物の生命力を抽出」した植物療法です。

井尾 有効成分と、生命力の違い、ですか。

谷口 はい。でも、「生命力って一体どうやって抽出できるの?」と思いますよね。その特別な方法は、イギリスの医師だったエドワード・バッチ博士が、約80年前に生み出しました。

大段 バッチ博士は、フラワーエッセンスの本を書かれている有名な方ですね

谷口 はい。日本で言うと大正~昭和時代(1920~30年代)に活躍した医者です。腸内細菌の研究で注目されていました。けれど研究を進めていくうちに、病気の原因は細菌などではなく、こころの乱れと考えるようになり、本当に人を癒すレメディとして、こころを整えるフラワーエッセンスが作られました。


バッチ・フラワーエッセンスの解説書。「フラワーエッセンスの必要な状態がとてもくわしく書かれているので、おすすめですよ」(谷口さん)『バッチの花療法』(メヒトヒルト・シェファー著、フレグランスジャーナル社)


谷口 花は、植物がもっとも生命力に満ちている時に咲かせるもの。その花を通して、植物が持っている情報のすべて、存在そのものを、生まれたての新鮮な湧き水に写し込んだものがフラワーエッセンスです。

大段 花の色も関係しますか?

谷口 一部関係はあります。でも、「この花がピンクだから」「白だから」ということよりも、その植物がどんな場所で、どう生育しているのか、という方が重要。太陽が得意なのか苦手なのか。背は高いのか低いのか。根っこは深いのか浅いのか。そういう植物の生き方そのものが、私たちのこころに作用すると考えられているんですよ。


2つのフラワーエッセンスの作り方を開発したバッチ博士。「ひとつは、新鮮な湧き水を入れたガラスのボウルに植物の花を浮かべ、太陽の光を当てるというもの(写真下)。もうひとつは、火にかけて煮る方法(写真上)です」(谷口さん)。


植物は私たちと共鳴している

井尾 アロマとフラワーエッセンスは、実際の作用としてはどう違うのでしょう。

谷口 たとえばアロマの場合は、鼻から入った香りが、脳にはたらきかけて、緊張がゆるんだり、集中力が高まったりしますよね。フラワーエッセンスの場合は、「人のこころに共鳴する」という表現が、いちばんわかりやすいかもしれません。

大段 共鳴、といいますと?

谷口 私たちは無意識に植物と共鳴しています。たとえば、きれいなお花を見て和む、というのも共鳴。庭や居心地のよいカフェ、会社の受付など、和んでほしいところには必ずお花が生けてありますよね。

大段 たしかにお花や緑がある空間にいると、こころが落ち着きます。

谷口 ですよね。なので植物の生命力は、「植物の気」とも言い換えることができます。私たち人間も「気」を持っていますが、慌ただしい日々の中で、大抵は乱れています。自然の中にいればすぐにバランスを取り戻せるけれど、現代社会においてはそれも難しい。多くの人がそういう生活をしている中で、飲むだけでご自身のバランスが整う方向に向かうフラワーエッセンスは、とても有効なものだと思いますよ。


バッチフラワーエッセンスは全38種。「バッチ博士がとくに癒やしの質が高いと選び抜いた植物を中心に製造されています」(谷口さん)。


井尾 少しずつ、フラワーエッセンスがどういうものなのか、わかってきました。

谷口 よかった。「ただ飲む」というよりは、フラワーエッセンスを通して、その植物とご自身がつながっているというふうに思っていただけたら、イメージもつかみやすいと思います。

大段 「この植物って、どういう生き方しているんだろう?」と興味を持ったり、「私と似てるかも?」って共感できたりすると、もっと知りたくなりますね。

井尾 ハーブティーに入れていただいた、「クラブアップル」が「自分みたい!」って思えたように、ですね。

谷口 香りがあるわけではないし、飲用したからといって、すぐ劇的な効果が表われることも多くない。でもエッセンスを通じて、「自分には、そういうところがあるな」と、気づくきっかけになりますよね。いい悪いではなく。

井尾 気づきのきっかけを与えてくれるものなんでしょうか?

谷口 与えられるというよりは、「自然と自分の中から湧いてくる」という表現が近いかもしれません。花が何かをしてくれるというよりは、自分の中から。それが、共鳴ということだと思うんですね。

2人 なるほど〜。

井尾 野に咲く花のように、ひっそりと私たちと共鳴しているフラワーエッセンス……。そう思ったら、このボトルたちがみんな、愛おしく見えてきました。

大段 本当ですね(笑)。


「一日何回服用、などの厳密な決まりはなく、アロマなどの自然療法とも調和して、相乗的に作用するのがフラワーエッセンスです」(谷口さん)。副作用も依存性もなく、妊婦の方も、薬を服用中の方でも、飲用に問題はないそうです。


大段 自分にどのフラワーエッセンスが必要なのかは、個人セッションやワークショップで教えていただけるのですか。

井尾 そう、それがもっと知りたいです! 

谷口 よろしければ、ワークショップで行っているカードリーディングをやってみますか? 選ばれた植物がどれだけご自身と共鳴しているか、実感していただけると思います。

2人 ぜひお願いします!


「フラワーエッセンスとはなんぞや?」の理解が深まったところで、次回はフラワーエッセンスの選び方、ボトルの作り方など、いよいよ私たちが実践します。お楽しみに!


谷口さんが翻訳をされた『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(ジュリアン・バーナード著)(リンク:http://fremedy.main.jp/)。38種のフラワーエッセンスが、なぜこころに作用するのか、植物の生き方がわかりやすく書かれています。


▼Profile

大段まちこ
フォトグラファー。かわいいもの、雑貨、ファッションなどをテーマに女性誌やライフスタイル誌で活躍。
井尾淳子
フリー編集者。子育て雑誌の編集経験を経て、現在は書籍、Webコンテンツなどの編集、執筆を中心に活動。

 

Writer's Profile
谷口 みよ子

花療法家、講師、翻訳者。フラワーエッセンスの個人セッションや講座などを行う「スペースハナ」を主宰。冊子の編集、ワークショップや英国ツアーの企画・運営など、幅広くフラワーエッセンスの仕事に携わる。訳書に『エドワード・バッチ著作集』(ジュリアン・バーナード編、BAB出版)『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(ジュリアン・バーナード著、英国フラワーレメディー・プログラム)がある。
個人セッションなどの詳細はhttp://www.spacehana.blog.fc2.com
マヒナファーマシーでの谷口さんワークショップについての情報はこちらhttp://www.mahinapharmacy.com/2010/workshop.html

バッチフラワーエッセンス(ヒーリングハーブ社製)
10ml 2500円(税別)
花のカード©J.Barnard


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