レッスンvol.8「美味しくて、からだも温まる冬に作りたいスープって?」

2019.02.19

スパイスがほんの少しあれば、毎日の食卓はより楽しく豊かなものになる。
非日常がちょっとだけわくわくするような、季節折々のスパイス使いをスパイス調合家/料理家の日沼紀子さんに教えていただきます。 さて、今日のレッスンは?

Q:野菜をたくさん使ってスープを作るのが好きなので、温まって美味しいスパイシーなスープを教えてください。


冬にピッタリのスープがありますよ。白いスープと私が呼んでいるこのスープは、今回使ったかぶや白ねぎ、白菜など、冬においしくなる白い野菜をたっぷりつかったもので、花椒と生姜の風味が必須です。材料も、他に大根やしいたけ、冬キャベツなど、みしみしと肉厚の冬野菜ならなんでもおいしく仕上がります。

スープを煮込む時間がなければ、同じ材料を薄切りにして塩とごま油で炒めるだけでもいいですよ。



冬の白いスープ

●材料

豚肩ロース肉(かたまり) 250g
塩 小さじ1強
かぶ 2個
白ねぎ 1本
白菜 1/4個(外側の緑の部分は取り除く)
生姜 2スライス
日本酒 大さじ2
花椒パウダー 少々

●作り方

  1. 塩豚を作る。豚肉に塩小さじ1/2をまぶし、キッチンペーパーとラップで包んで冷蔵庫で一晩置く。
  2. かぶは皮をむき、白ねぎは青い部分を取り除く。かぶ、白ねぎ、白菜、塩豚を1.5cm程度の角切りにする。
  3. 厚手の鍋に水500ccと塩豚を入れ、中火にかけて沸騰させる。アクを取り除き、生姜、白ねぎを加える。沸騰したらかぶと白菜を加え、さらに沸騰したら残りの塩、日本酒を加え、蓋をして弱火にして15分程度煮込む。
  4. 器に盛り、花椒をふる。

 

 

= スパイスメモ =

生姜やスパイスは、アクを取り除いたあとに加えると、アクが絡まずクリアなスープに仕上がります。

花椒パウダーは、「花椒塩」として、塩が混ざった状態で売られているものも。その場合は塩の分量を調整してください。また、日本の山椒も風味は異なりますが近い品種なので、山椒で代用するのもよいでしょう。

 

Writer's Profile
日沼 紀子 Noriko Hinuma

食品メーカーでスパイス商品開発に携わった後、カフェオーナーとしてスパイスやハーブを使ったオリジナル料理を提供。現在は、顧客に合わせた商品・料理レシピの開発のほか、ワークショップ等でスパイスやハーブを使った生活の楽しさを提案している。独自に調合したスパイスやハーブティーなどを販売するatelierCROISEMENT(アトリエクロワズモン)主宰。著書に「スパイス&ハーブ料理の発想と組み立て」「クミン料理の発想と組み立て」(ともに誠文堂新光社)、「日常づかいのシナモン・レシピ」(産業編集センター)がある。岡山在住。


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