レッスンvol.13「スパイス&ハーブで、すてきなお茶会のケーキとドリンクを作る」

2019.05.09

スパイスがほんの少しあれば、毎日の食卓はより楽しく豊かなものになる。
非日常がちょっとだけわくわくするような、季節折々のスパイス使いをスパイス調合家/料理家の日沼紀子さんに教えていただきます。
さて、今日のレッスンは?

 

Q:ママ友とのお茶会をすることになりました。気の利いたおもてなしレシピや、お持たせのアイディアはありますか?

 

簡単にできてひと味違うおいしいレシピ、ありますよ。前日に焼いて、しっかり冷やした翌日がおいしい、焼きっぱなしのチーズケーキに、黒胡椒で大人の香りを忍ばせます。

子どもと大人が一緒の会には、胡椒を混ぜずに焼いて、大人の分だけテーブルで挽きかけてもいいですね。黒胡椒は必ずミルで挽いて使ってください。粗挽きにするのがポイントです。

合わせて、甘くさわやかな香りがクセになるカモミールソーダを。煮出したシロップを炭酸水で割れば、初夏の飲み物に。おもてなしにも、ピクニックにもどうぞ!

 

 

 

黒胡椒のチーズケーキ

●材料(出来上がり17cm☓7cm☓3cm程度)

クリームチーズ 200g
砂糖 70g
生クリーム(乳脂肪分45%) 80cc
薄力粉 30g
溶かしバター 25g
レモン汁 1/2個分
黒胡椒(ミルで挽く) 小さじ1/2

●作り方

  1. オーブンを150℃に予熱する。型にオーブンペーパーをしく。
  2. 常温に戻したクリームチーズを練り、砂糖を加え、泡立て器でよく混ぜる。
  3. 生クリームを加え混ぜ、ふるった薄力粉を加えさらに混ぜる。ムラなく混ざったら、バター、レモン汁、黒胡椒を加え混ぜる。
  4. 3を型に流し、150℃のオーブンで20分、その後120℃に温度を下げてさらに35分焼く。竹串をさしてなにもつかなければよい。
  5. 粗熱をとり、型からはずして紙ごとアルミホイルかラップで包み、冷蔵庫で3時間以上しっかり冷やす。

 

 

カモミールソーダ

●材料(出来上がり450cc)

ドライカモミール 8g
水 200cc
砂糖 大さじ3
レモン汁 1/4個分
炭酸水 300cc

●作り方

  1. 小鍋にカモミールと水200cc、砂糖を入れて中火にかける。沸騰したらスプーンなどで混ぜてカモミールが液中に沈むようにしながら、2〜3分弱火で煮出す。
  2. 1を茶こしで濾して保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する。(できあがり約150cc)
  3. 炭酸水で割る。炭酸水:シロップの割合は2:1が目安。

 

 

= スパイスメモ =

ドライカモミールは煮出し過ぎると苦味が出ます。たっぷり使って短時間で香りを抽出しましょう。

カモミールにはローマン種とジャーマン種があります。今回使ったのは入手しやすいジャーマン種。見つからない場合は、ハーブティー用のティーパックで代用してもよいでしょう。

 

Writer's Profile
日沼 紀子 Noriko Hinuma

食品メーカーでスパイス商品開発に携わった後、カフェオーナーとしてスパイスやハーブを使ったオリジナル料理を提供。現在は、顧客に合わせた商品・料理レシピの開発のほか、ワークショップ等でスパイスやハーブを使った生活の楽しさを提案している。独自に調合したスパイスやハーブティーなどを販売するatelierCROISEMENT(アトリエクロワズモン)主宰。著書に「スパイス&ハーブ料理の発想と組み立て」「クミン料理の発想と組み立て」(ともに誠文堂新光社)、「日常づかいのシナモン・レシピ」(産業編集センター)がある。岡山在住。


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